福岡県内を含め全国的に追い出し屋(保証会社)の問題が頻発してます。
賃貸をする場合は十分にお気をつけください。
なお、何か問題が起こったら泣き寝入りせずに直に専門家へご相談ください。
家賃滞納者「追い出し」県内急増
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2011/20110902160225.asp?fsn=eb33f76037153e93cde084f7e7644d6f
都市部を中心に問題となった家賃滞納者を強制的に追い出す行為が近年、県内で目立っている。相談件数が2010年に急増し、今年7月には元入居者がアパート管理業者に損害賠償を求め青森地裁に提訴した。全国の裁判では「追い出し」を違法と判断するケースが多く、罰則付きで禁止する「賃借人の居住の安定を確保するための家賃債務保証業の適正化及び家賃等の取り立て行為の規制等に関する法律案」(賃借人居住安定法案)が国会で審議中。県内の不動産業者団体は、追い出し行為をやめるよう呼び掛けている。
県消費生活センターのまとめでは、2001~09年に1件だった「追い出し」に関する相談が、10年には6件寄せられた。1~3カ月分滞納した入居者の部屋の鍵を交換したり、大家が勝手に家財道具を処分したケースもあった。
今年7月に青森地裁に提訴したのは青森市内のアパートに入居していた津軽地方の男性。同市の管理業者に約39万円の損害賠償を求めている。訴状によると、男性は10年末に入居。11年5月分の家賃を滞納したところ管理業者が同月、ドアに男性に連絡を求める内容の張り紙をするとともに、ドアノブを覆う金属製カバーを取り付け鍵をロックしたため、男性は約2週間、車中で寝起きしたという。
男性側は訴状で「(業者が)部屋を使用する権利を侵害し日常生活を正常に営むことができなくなった」と主張。代理人弁護士の1人は「滞納により貸主との信頼関係が壊れるまでに至っておらず貸借契約は解除されない。(追い出しは)脅しによる違法な取り立てにあたる」としている。
一方、管理業者側は取材に「男性と連絡を取りたかっただけ」と説明、訴訟対応については答えられないとした。
法律家でつくる被害者支援団体「全国追い出し屋対策会議」(大阪市)によると、08~11年に関西圏だけで430件の相談があった。入居者による提訴は全国で38件あり、うち和解成立と係争中のものを除く15件全てで、追い出しを違法とする判決が確定した。
問題化した当初は、入居者の連帯保証人となって家賃を立て替える「家賃保証会社」による、強引な取り立ての事例が多かったが、規制法案が国会に提出された10年初めごろから小康状態に。一方で管理業者や個人の大家による追い出しが目立ってきているという。
県宅地建物取引業協会、全日本不動産協会県本部は取材に対し、問題化を受け近年、会員業者に研修会などの場で追い出し行為をしないよう指導している-と答えた。